子どもが成人を迎え、家を巣立つ日が近づいてきました。
ふと気づくと、
独身時代以来の「自由な時間」が自分の人生にやってくることに気づきました。
しかし、健康もお金も、何も準備がなければ楽しめない時間です。
そこで私は考えました。
「今から老後に向けて、何を積み立てておくべきか?」
この記事では、その考えを整理しながら、
40代からできる老後の準備についてお話しします。
40代からはまだ早い?
「老後の話?まだまだ先の事でしょ?今の生活でそんな先の事考えられないよ」
そう思うひとが多いと思います。
私自身も、40代で、老後のことを考えるなんて
早すぎるのでは…と思っていました。
でも、子どもが成人に近づき、子供の巣立ちが近くなると、
ふと気づくんです。
「人生は長そうで短い。今までの20年とこれからの20年は目的が違う」と。
40代からの20年は、自分の老後をどうするのか?
60~65歳で定年になったとして、それ以降は、
独身時代以来の自由な時間です。
しかし、健康な体でなかったら?
自由な時間があるのにお金がなかったら?
老後の自由時間を考える
定年後、60〜65歳から始まる自由な時間。
でも男性の健康寿命は70代前半。
自由に動ける時間は思ったより短く、
体やお金の制約がなければ楽しむこともできません。
時間はあるけど体がついてこない、
お金がない…そんな状況にならないためには、
40代から意識して準備することが大切です。
今からやるべき準備
老後の自由時間を最大限楽しむためには、健康とお金の準備が欠かせません。
40代から少しずつ意識することで、60代以降の自由時間がぐっと充実したものになります。
健康面
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運動習慣をつける
特に下半身を鍛える運動は血流を促進し、体全体の健康につながります。ウォーキングやランニング、スクワットや階段昇降がおすすめです。 -
睡眠の質を改善する
寝具を見直したり、寝る前のスマホやテレビを控えることで、深い睡眠を確保できます。 -
食生活の見直し
夜の炭水化物を控える、飲酒量を減らす、間食を健康的なものに置き換えるなど、生活習慣病の予防につながります。 -
定期的な健康診断
年1回の検診や、自宅での血圧・体重チェックで体の変化を早期に把握しましょう。
お金面
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家計管理で現在の収支を把握する
まずは毎月の収入と支出を把握することが第一歩です。 -
保険の見直し
必要な保障と不要な保障を整理して、無駄を減らします。 -
家や車の見直し
将来の維持費や買い替え計画も考えておくと安心です。 -
副収入の仕組みを作る
ブログや小商いなど、自分の経験や趣味を活かした収入源を少しずつ育てることで、老後の選択肢が広がります。
老後にやりたいことを具体化する
自由時間があっても、漠然と過ごすだけではもったいないです。
趣味や旅行、学び直し、家族や友人との時間など、
具体的に描くことで、今の行動も変わります。
例えば、
「60歳で国内旅行を毎年1回」
「健康な体で趣味を続ける」
「定年後でも個人事業で収入を得る」など。
具体化することで、老後の生活がリアルにイメージでき、
準備も計画的に進めやすくなります。
まとめ
老後を楽しむ自由時間を最大化するには、今からの準備がすべてです。
体を整え、資金を確保し、やりたいことを描いておくことで、
65歳以降も充実した時間を過ごせます。
読者の皆さんも、ぜひ自分の老後をイメージしてみてください。
「まだ早い」と思っていたその意識が、後々大きな差を生むかもしれません。
あなたはどんな自由時間を手に入れたいですか?